大塚労務管理事務所    

先生のぼやき
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10.11.16 スポニチ 尖閣諸島のビデオ公開

 尖閣諸島のビデオ公開
 映像の投稿者は「sengoku38」。センゴクさんパーと読むことができ、民主党・仙谷由人官房長官を意識したとみられる。「サンパー」という発音は中国語のスラングで「バカ」「アホ」という意味。元来、女性をに対する侮蔑を意味する言葉だったが、最近は男性に対しても使われるようになり、極めて下品な表現とされる。
 
ぼやき欄 頭の良い人は多いですね
 

      真赤な薔薇

10.10.8. 読売新聞 尖閣衝突 ビデオ非公開

塩原・逆杉 言われは解りません。

 

 政府・与党は7日、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の様子を海上保安庁が撮影したビデオについて、公開に応じない方針を固めた。公開すれば日中両国で相互批判が再燃し、4日の日中首脳会談を機に改善の兆しが出てきた日中関係が再び悪化しかねないと判断したからだ。
 国会がビデオ提出を求める議決をした場合などは、予算委員会など関連委員会の「秘密会」への提出とし、限定的な開示にとどめたい考えだ。
 衆院予算委員会は7日開いた理事懇談会に法務省の小川敏夫法務副大臣らを呼び、ビデオの扱いについて協議した。法務省側は「中国人船長を起訴するか否かの結論が出ていない段階で、捜査資料を出したケースは今までない」と説明し、現時点での国会提出に難色を示した。与党側も慎重な姿勢を示した。
 衆院事務局によると、捜査資料の国会提出は、1976 年にロッキード事件に絡む「灰色高官」リストが衆参両院のロッキード問題調査特別委員会・秘密理事会に提出された例があるが、刑事処分が決まる前の資料が国会に提出された例はないという。
 
ぼやき欄  屁理屈をつけた〜♪

10.10.5. 読売新聞  佐賀容疑者が「可視化」要望

 郵便不正を巡る証拠品のフロッピーディスク(FD)改ざんに関連する犯人隠蔽事件で、大阪地検特捜部の前副部長・佐賀元明容疑者(49) (逮捕)が取り調べの全過程について録音・録画を求めているとして、佐賀容疑者の弁護人に選任された秋田真志弁護士(大阪弁護士会所属)は4日、最高検に「取り調べ可視化」を申し入れる文書を送付した。
 
ぼやき欄  立場が変わると〜♪
 

       秋空ですね

10.9.25. 読売新聞 編集手帳

彼岸花、猛暑のすぐ後でも咲きました。季節です。

 

 来日したロシアの皇太子が警衛の巡査・津田三蔵に切りつけられ、負傷した。1891年(明治24年)の「大津事件」である◆ロシアの憤りを恐れた政府は死刑を望んだが、刑法では殺人未遂を無期懲役以上に処することができない。大審院長の児島惟謙は法を守り抜き、無期の判決が下る。司法に携わる者は「法」のしもべであって「政治的配慮」のしもべではないことを、児島は法曹界の後輩たちに身をもって伝えたといえるだろう◆「今後の日中関係を考慮いたしますと」…那覇地検の幹部が記者会見で語った"政治的判断"に違和感を覚える◆日本の領海内で海上保安庁の巡視船に中国漁船が衝突した事件で、那覇地検は漁船船長の釈放を決めた。政治的判断を頭から否定するつもりはないが、それは文字通り政治が責任をもって下す判断であり、検察の仕事ではない。地検が下した政治的判断をもっけの幸いに、中国の船舶はこれからわが物顔で日本領海を侵すことだろう。損なわれる日本の国益に検察はどういう責任を取るというのだろう◆司法権を中国に売り渡したにも等しい最悪の結末である。
 
ぼやき欄 "弱虫日本"? 責任がどこにもない?

10.9.22. 読売新聞 編集手帳

 『おいしいものから食べなさい』と題する手記がある。「下山事件」「松川事件」と並ぶ戦後の3大国鉄ミステリー、「三鷹事件」の竹内景助死刑囚が1957年(昭和32年)に身の潔白を訴えて月刊『文芸春秋』に寄せた◆死刑囚は再審請求中に病死し、無人電車の暴走によって6人が死亡した事件は真相が謎のまま、歳月のかなたに霞んでいる。手記の教えは、しかし、いまなお生き続けているようである◆<すべての人にとって明日という日は不定なのだ>。どんな濡れ衣を着せられるか知れたものではない。人生の楽しみを後に残しておくと、ばかをみる。おしいものから食べなさい…◆厚生労働省の元局長に無罪判決が出た郵便不正事件をめぐり、大阪地検の特捜検事・前田恒彦容疑者(43)が押収資料を改竄した疑いで逮捕された。検察のシナリオに合わせて、資料に手を加えた疑いがもたれている。証拠をでっち上げれば検事は、よりどりみどり、目をつけた人物を誰でも犯罪者に仕立てることができるだろう◆善良な市民も、おいしいものをおちおち残しておけない。裁判員ならぬ、民間人の"特捜検察員"が要る。
 ぼやき欄  何を信用したらいいのか?
 

  パノラマパークからの三島湾

10.9.5. 読売 社説 代表選の投票権 外国人にも認めるのは問題だ

 民主党代表選は日本の政党の党首選びである。在日外国人にまで投票権を認めるのは、明らかに行き過ぎだ。
 民主党は、国会議員、地方議員、党員・サポーターに代表選の投票資格を与えている。その合計の1224ポイントのうち、党員・サポーター票は300ポイントと約4分の1の重みを持つ。
 選挙戦が激しくなれば、約5万人の党員、約29万人のサポーターの1票が、勝敗を決する可能性もあると指摘されている。
 問題は、民主党の規約が党員とサポーターの資格を「在日外国人を含む」と定めている点だ。
 憲法は公務員選定・罷免の権利を、公職選挙法は選挙権を「日本国民」にのみ認めている。政治資金規正法は、政党や政治団体が外国人や外国法人から寄付を受けることを禁じている。
 いずれも、日本の政治や選挙が外国からの干渉を受けるのを防ぐための規定だ。この趣旨に照らせば、政権党であれ、野党であれ、党首選の投票権を外国人に認めることは、極めて疑問である。
 党員などの要件や代表選の仕組みは、政党自身が決めることである。民主党は「開かれた政党」という考えの下、在日外国人にも門戸を開いていると説明する。
 しかし、政党は、国民の税金である政党交付金を受ける公的な存在だ。憲法や法律から逸脱することは無論、その趣旨を歪めるようなことがあってはならない。
 民主党は、党員・サポーターの中にどのぐらい在日外国人が含まれているかも把握していない。選挙管理があまりにも杜撰過ぎる。
 枝野幹事長は先月、記者会見で「将来にいろいろ検討しないといけない。国政に参加する要件は国籍で判断するべきだ」と述べている。代表選が首相選びに直結してようやく、この問題の重大性に気付いたのだろう。
 自民党や共産党などは、日本国籍を党員の要件としている。民主党も、党員・サポーターの資格を日本国籍の者に限るべきだ。
 党員・サポーターには、永住外国人への地方選挙権付与を期待する在日韓国人が少なからずいるとみられている。
 菅首相と小沢一郎・前幹事長が党を二分する選挙戦を演じるなか、党員・サポーター票の獲得を目当てに、両氏やその支持議員が、この法案の成立を競って約束するといった展開になれば、国の基本を損ねることにもなる。
 民主党は、早期に是正措置を講じるべきだろう。
 ぼやき欄 味噌も糞もゴッチャ混ぜ? 若すぎる?
 

 稲穂と秋空。 猛暑は続いています。

10.5.15 よみうり寸評

     山もみじの新緑

 

 「きのう?そんな昔のことは覚えちゃいない。あす?そんな先のことは分らない」そんな映画のシーンやセリフと重ね合わせて、鳩山さんを思うと面白い◆読者からのそんなはがきに笑ってしまった。だが、普天間移設について高言し続けてきた<5月末決着>までも反古にするとなると、笑い事では済まされない◆それでも、首相は事の重大さがわからないかのように平然としている。不可解極まりない。「覚悟を持って臨む」「命がけで体当たり」「職を賭す」…。こう言ったのは誰だったのか◆すべて5月末を目指した発言で、米大統領に約束したことでもある。「職を賭す」は、日本語の通常の解釈なら、失敗したら辞職だが、鳩山語では違うらしい◆首相の周辺も周辺だ。こぞって決着の先送りを当然とし、「辞める辞めないのという話に直結するような話ではない」(北沢防衛相)という。理解に苦しむ◆食言、失言、弁解、撤回…の連続。政治の言葉をここまで軽く、空疎にした首相の責任は重大だ。
 ぼやき欄 史上最低・世界一最低 と申しますか?

10.4.16. 下野新聞 【ワシントン共同】 日米首脳会談断られ
     鳩山首相が「最大の敗者」 米紙酷評、"勝者"は中国

 「哀れなハトヤマが最大の敗者」。14日付の米紙ワシントンポストは3面のコラムで、核安全保障サミットでの各国首脳外交を総括し、オバマ米大統領と公式の首脳会談を行えなかった鳩山由紀夫首相を皮肉った。
 筆者は著名コラムニストのアル・カメン氏。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐる迷走の結果、米政権で鳩山氏に対し「変わり者」「信頼できない」との評価が広まっていると紹介。首脳会談を申し込んだが受け入れられず「残念賞が夕食会での"非公式"会談。メーンディッシュとデザートの間にやったのだろうか」とこき下ろした。
 さらに、普天間問題を5月中に解決すると約束しながら実現しそうにない現状に触れ「ユキオ、盟友のはずだろう?米国の核の傘で何十億ドルも節約しただろう?」と畳み掛けた。
 一方で"勝者"の筆頭には、首脳会談が1時間半に及び主役の座を手にした中国の胡錦濤国家主席を挙げた。
 
ぼやき欄 読売一面 「5月決着」厳しく要求 普天間移設 米大統領、首相に 非公式会談時 国民は誰を信じる??
 

    しだれ桜・色が濃い

10.4.15. よみうり寸評

      プラムの白い花

 

 <じっくり>―「と」を伴って用いることもある。落ち着いて時間をかけ十分に物事をするさま◆「じっくりと2人だけで話ができた」―オバマ米大統領と非公式会談を終えた鳩山首相は上機嫌でこう語ったという。鳩山さんの言う「じっくり」は辞書の説明とはどうも違うようだ◆辞書の「十分に」は「充分に」とも書き、もちろん時間の「10分間」ではない。大統領と首相の話合いは核安全サミットの夕食会の最初の10分間だった。大統領が「皆さん、召し上がれ」とあいさつした直後のわずかな時間だった◆隣り合わせの席を設けたのが米側の精一杯の配慮だろう。各国首脳多数が食事中のことだ。「非公式会談」と呼ぶのさえ???衆人環視の夕食会の席で「じっくり」もなかろう◆これを「じっくり」と言えるのは鳩山さんくらいのものだ。「普天間は5月末までに決着する。ぜひ協力願いたいと申し上げた」この期に及んで「トラスト ミー」が「ご協力を」になった◆5月決着はいよいよ絶望的様相だ。
 
ぼやき欄 ワシントン最終結論「ハトヤマは何も決められない」本当なの??

10.3.14. スポニチ 明るい明日を ネット時代のマスコミは「プロ」の技を見せよ。

 ネット上の新たなコミニュケーションツール「ツイッター」が流行しているようです。利用者にとってそれらは童話「王様の耳はロバの耳」に出てくる「穴」なのです。いくつか種類のある「王様…」の一つはこんな話です。ロバの耳をした王様はふだん耳を隠していますが、散髪の時、理髪師が秘密を知ってしまいます。それを、しゃべりたくてたまらない理髪師は草原へ行って穴を掘り穴に向かって「王様の耳はロバの耳」と叫んでストレスを発散します。
 世の中には自分が体験したことや考えていること、表現したいことを誰かに知ってもらいたいと思っている人がたくさんいます。その人たちにとってブログやツイッターは格好の穴なのです。穴の中に、自分の体験、考え、表現を称賛してくれる人がいるに違いないと期待しているのです。童話では、穴から草が生え、草が風にそよぐたびに「王様の耳はロバの耳」と聞こえるようになり、王様の秘密は国中に広がってゆきます。ブログやツイッターの利用者たちもそのような状況になるのを願っているのです。
 この流行の底流には、マスコミに対する根強い不信感があります。かつて自分の体験や意見を不特定多数に伝えたい場合、新聞や雑誌、テレビ、ラジオをどうにかして利用するしか方法がありませんでした。ところが最近は多くの人がマスコミに対する信頼感を失くして敬遠するようになっています。その原因のひとつが、悪意に満ちた方針の記事で埋め尽くせば売れ行きが伸びると一時しのぎの小賢しい計算で露命をつないできた週刊誌の横行です。そのような週刊誌を広告のお得意様にしている新聞も共犯です。マスコミの代表たるものは知的で公平でなければならないのに、自ら大物気どりで政治に介入する新聞の主筆までいます。何の利害関係もない世間から見たその人の市場価値はただのサラリーマンなのです。左右どちらにしろ政治色が強まれば読者や視聴者は嫌悪感を抱き離れてゆきます。マスコミは信用を失墜し軽蔑され続けてきたのです。ネット上のコミニュケーションツールは今後もさまざまな形で発達してゆくでしょう。
 しかし、マスコミにはマスコミの役割があります。その役割を果たせばこれ以上の衰退は避けられるはずです。大切なのは高い知性、客観性、信頼性、優れた情報力、独自の視点を持つことです。ブログやツイッターがいくら流行しても素人はしょせん素人に過ぎません。読者や視聴者を「さすがプロは違う」と感嘆させるような情報や見解を常に提供していけば生き残って行かれるのです。残念ながら今のマスコミは力不足です。五輪が始まれば五輪一色、酒井法子の事件が起きればのりピー一色、沢尻エリカが「別に」と言えばエリカ様一色、各社横並びで特色がありません。まるで「ええじゃないか。ええじゃないか」と足並み揃えて阿呆踊りしているようです。五輪やのりピーでどれだけ各社の売り上げが伸びたのでしょうか。景気の良い話はついぞ聞きません。のりピーやエリカ様を好きでしょうがないマスコミの色ボケおっちゃんたちの趣味と、農漁業や都会のさまざまな年代、職種の国民との間にどれだけの距離があるのか気づかねばならぬギリギリのところに今来ているのです。誇りと勇気ある独自性がマスコミにないのは、このネット時代に罪悪ですらあります。閉門蟄居、切腹を命じる―。
 ぼやき欄 三文ジョークばかりのマスコミ ?
 

    河口湖 ホテル街

10.2.26. 下野新聞 「冤罪、こうして始まる」郵便悪用・厚労省文書偽造
     上村被告、ノートに「本音」

 青木が原樹海・根に付いている苔

 

 郵便制度悪用に絡む厚生労働省の文書偽造事件で、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた元同省局長村木厚子被告(54)=休職中=の公判が25日、大阪地裁(横田信之裁判長)であり、偽造の実行役として起訴された元同省係長上村勉被告(40)=同=が取り調べの状況などを記録した「被疑者ノート」が法廷で公開された。
 ノートには「冤罪はこうして始まるのか」などの記述もあり、逮捕当初から村木被告の関与を全面的に否定する内容。供述調書が検察の意図通りに作成されていくと指摘して「こういう作文こそ偽造だ」と痛烈な皮肉を込めて検察を批判している。弁護側はノートを証拠請求する方針。
 上村被告の証言によると、ノートは逮捕された2日後の昨年5月28日に弁護人から差し入れられた。「『うそをついている』と言われた」「どうしても村木被告と私をつなげたいらしい」との記述から始まり、翌日には「私の供述さえ得られれば検察のパズルのピースは完成か。しかし、村木被告の関与は思い出せない」と心情を吐露。
 その後「村木被告から指示があった」とする供述調書の訂正を申し入れても聞き入れられなかった、との記述が連日続き、6月5日には「もうあきらめた。何も言えない」とつづっている。
 弁護側はこの日、ノートのコピーをスクリーンに映しながら尋問。上村被告は「最初から単独でやったと話していたが、検事は都合のいいことしか聞いてくれず、もう好きにしてくれという気になった」と吐き捨てるように話した。
 また、ノートには「余罪を聞かれた」との記載もあり、上村被告、別の部署でも大臣印を使って文書を偽造したことがあると打ち明けた。24日から続いた証人尋問で、上村被告は自らの調書の内容を否定。「全部自分一人で実行した。調書に署名したことを後悔している」と証言していた。
 ぼやき欄 司法も信用できない?

10.2.17. よみうり寸評

 <公平公正な検察当局の捜査>―ごく当たり前の言葉だが、この人の口から聞くと、おやおやと思う◆民主党の小沢一郎幹事長のこと。<不公正な国家権力の行使>と言い、激しく闘う姿勢を見せたのは誰だったか。自分が不起訴になったとたん、同じ検察が<不公正>から<公平公正>に変わるのだから恐れ入る。<ご都合主義>と言うほかはない◆「検察の捜査に勝るものはないでしょ」とまで言った。それで不起訴だからもう説明責任など済んだ話にするらしい◆嫌疑不十分の不起訴を潔白で押し通す。その理屈で、「どこででも話ますが」と言いながら政治倫理審査会にも国会の証人喚問にも応じる気配はまるでない◆自分の元秘書で衆院議員の石川智裕被告ら側近3人が公正公平な検察に起訴されたことなどどこ吹く風。刑事責任と政治・道義的責任の別にわきまえもなくトカゲのしっぽ切りはもう通らない◆「説明に納得できない」は本紙世論調査で86%。ご都合主義の強弁を億面もなくいつまで続けるのか。
 
ぼやき欄 政治家 あきれた
 

   早朝の富士山 美しい!

10.2.12. 下野新聞 職場を原則禁煙へ 厚労省が法制化検討

   野梅の花が咲きました

 

 他人が吸うたばこの煙にさらされる受動喫煙から労働者を守るため、厚生労働省が職場の原則禁煙に向けた対策に乗り出す。早ければ今夏にも開かれる労働政策審議会(厚労相の諮問機関)で具体的内容を詰め、事業者に受動喫煙を防ぐよう義務付ける労働安全衛生法の改正案を来年の通常国会に出すよう検討している。
 通常の事務所や工場では原則全面禁煙か、喫煙室の設置を義務化。接客のため従業員が煙にさらされる飲食店や宿泊施設では、従業員がマスクを着用したり、換気対策の徹底で有害物質濃度を低くするなどの規制を設ける。罰則規定が入るかどうか未定だが、違反があった場合は労働基準監督署が指導する。
 ぼやき欄 いやなご時世になったもんだ

10.1.19. 読売新聞 編集手帳

 恐怖政治を敷いたソ連の独裁者スターリンが死去し、党大会が開かれた。フルシチョフ第一書記が生前の専横を列挙し、スターリンを厳しく批判した。演説のさなか、会場から声が上がった。「その時、あなたは何をしていたのか」◆壇上のフルシチョフは「いま発言したのは誰か。挙手を願いたい」と切り返した。手を挙げる者がいないのを見て、つづけた。「いまのあなたと同じように、私も黙っていた」(川崎浹著『ロシアのユーモア』から)◆手を挙げ、名前を名乗り、疑問をただし、異論を唱える。その自由あっての民主主義だろう◆きのうの民主党代議士会は、小沢一郎幹事長の"4億円疑惑"に沈黙のまま閉会したという。各紙の世論調査で支持率が急落し、幹事長辞任を求める声は7割前後にものぼる。何も、糾弾せよ、というのではない。疑問の提起でいい。説明の要求でもいい。「国民の声」を金看板にする党が、沈黙はないだろう◆<2010年1月の党大会で、代議士会で、あなたは何をしていましたか…>。民主党所属の国会議員一人ひとりが、いつかそう問われる日が来るかもしれない。
 
ぼやき欄 「唇寒し」
 

     電線で一休み?

10.1.23. 読売新聞 編集手帳

   どんと焼き。準備OK!

 

 あわて者の女房が道で伊勢屋のお内儀さんに出会い、「旦那様は、おかわりなく…」と言いかけて、伊勢屋の主人が3か月前に死んだことに気付き、「御亡くなりなったまんまでござんすか?」。江戸の小咄にある◆失言は誰にもある。普通はこの女房のように口走った瞬間、「まずい」と悟るものである。一夜明けてようやく悟るのは、よほど言葉に鈍感な人だろう◆鳩山首相は昨日、"小沢資金"疑惑の石川知裕容疑者(民主党衆院議員)について「起訴されないことを望む」と語った前夜の発言を、不適切と認め、撤回した◆検察のトップ、検事総長の任免権は内閣にある。内閣の長たる首相の<不起訴祈願>は、捜査への介入とみなされても仕方がない。口走った直後に取り消しても遅すぎるほどの重い失言である。検察当局を批判する小沢一郎幹事長に告げた「闘ってください」。普天間問題でオバマ米大統領に告げた意味不明の「トラスト・ミー」(私を信じて)。ため息も、3度目になる◆小咄に出てくるあわて者の女房が、にわかに見識のある常識人に思えてくるから、困った政権である。
 
ぼやき欄 「嘘つきカモメ√」?

10.1.20. 下野新聞 雷鳴抄

 日本航空が会社更生法の適用を申請し、経営再建が本格化する。しかし再建策の本質は、年金債務の削減や金融機関の債権放棄による財務リストラだ。どう再建するのか、羽ばたき先は視界不良だ▼業績悪化の原因が、この数年の経営ミスなのか、それとも1987年の「完全民営化」が失敗だったのか。これが総括され、航空行政の展望が示されなければ将来像は描きようもない。政府の指導力が問われる局面だ▼ところが鳩山政権の信頼性の低下は著しい。昨年末からインターネット上で人気のある「なぞなぞ」に「国内ではサギに見え、海外からはカモに見え、大事な時はチキンに見える。この鳥、何だ」というのがある。▼正解はもちろん「ハト」だ。鳩山政権の外交政策について「チキン(弱腰)か、カモ(利用しやすい)と書き込まれたのが原型のようだ。応用編がネット上をにぎわせているが、最近は「カンジ鳥の前ではオウムになる」が評判だ▼かつての日本航空のシンボルマークは通称「鶴丸」と呼ばれる日本国旗をモチーフにした鶴だった。この「鶴丸」の運命が、中途半端な民営化と経営悪化に重なっているようにみえる▼政府の役割を重視する鳩山政権ならば、「鶴丸」の復活を提唱するくらいの、サプライズを期待したい。
 
ぼやき欄 天下り先は全部倒産?
 

   青空と手入れされた銀杏

10.1.15. 読売新聞 編集手帳

  杉の黒と雪の白が面白い

 

 叛徒を征討する官軍の大将が朝廷から賜った旗を「錦の御旗」という。転じて現在は、自分の主張などを権威づけるもの、の意味で用いられる◆民主党の山岡賢次・国会対策委員長が在日本大韓民国民団(韓国民団)の新年会であいさつしたなかに、この言葉が出てきた。永住外国人に地方選挙権を与える法案に触れ、「今国会で実現するように錦の御旗として取り組んでいく」と語っている◆意味の取りにくい物言いだが、衆院選で圧勝した事実を「錦の御旗」にたとえたようである。この御旗で反対派を征伐しますので、ご期待くださいませ――ということだろう◆憲法15条は、公務員の選定・罷免は国民固有の権利と規定している。衆院選に大勝して憲法の条文まで蹴散らされる「錦の御旗」を手に入れたと考えるのは、おごれる者の幻想である。島根県の「竹島」条例を挙げるまでもなく、地方政治が領土や基地など国益に深くかかわる事柄も扱うことを忘れてはなるまい◆他国の人々に「温良」であることと、自国民の利益に鈍感な「能天気」であることの区別がつかないとすれば、困った"官軍"である。
 ぼやき欄 勝てば何でもできるの?

10.1.14. 読売新聞 編集手帳

奥塩原温泉、源泉地 旅館のすぐ近く

 

 初めて牛を見た子供の蛙が家に戻り、母親にその巨大さを告げた。母蛙は「そいつは、このくらい大きかったかい」と、腹を膨らます。「いや、もっと」「ならば、このくらいかい」「いや、もっと」◆民主党幹事長、小沢一郎氏の言動は寓話の母蛙を連想させる。議員を大挙率いての訪中といい、超特大の新年会といい、人を小馬鹿にしたような記者会見といい、なぜ、そんなに自分を巨大に見せようとするのだろう◆隠れもない政界の最高実力者、存在感を誇示する必要などあるまいに。憶測で物を言うのが許されるならば、答えは一つ浮かぶ。自身の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る出所不明の4億円について、「これほど巨大な俺に疑惑の目を向ける度胸をお持ちかい?」という世間への威嚇としか思えない◆"小沢資金"に、東京地検特捜部による強制捜査の手が入った。「牛」は世間であり、有権者であり、常識であり、法である。牛よりも大きな蛙はいない◆衆院選で民主党に一票を投じた人々も真相が知りたいはずである。腹を膨らませての威嚇はほどほどにして、率直に語るべきだろう。
 
ぼやき欄 自民党にもいなかった!

09.12.27. 読売新聞 編集手帳

 <社会保険庁>と<不祥事>をキーワードに小紙の記事データベースを検索してみる。過去5年間でなんと200以上の記事がヒットした◆年金記録の杜撰な管理だけでなく、加入者情報の覗き見や漏洩、不明朗な随意契約、年金解説書の監修料稼ぎ…などなど、噴出した問題は十指に余る。行政不信を決定的なものにした"晩年"の有り様は、政権交代を招いた要因とも言えるだろう。その社保庁もあと数日、今年が終わると同時に廃止される◆<わかりやすい言葉でていねいにご説明します><電話は3コール以内に出ます><ご相談のお待たせ時間は30分以内を目指します>…不祥事を数えた同じ指を折りながら一つ一つ読んでいくと、これは十指でちょうど収まる。社保庁に代わって、新年に産声を上げる日本年金機構の「お客様へのお約束10カ条」だ◆こんな基本中の基本を改めて掲げますかね、と、民間企業に勤める方は多分笑ってしまうだろうが、新組織は社保庁とは違う、という意気込みの表れと今は評価しておくことにしたい◆看板が替っただけじゃないの、と国民を失望させませぬように。
 ぼやき欄 「できるか」?
 

       初日の出

09.12.22. 読売新聞 編集手帳

      雪・雑木・空

 

 <高飛車な物言いするとき、女はいちばん誇りを失くしているんです>とは、三島由紀夫の戯曲「葵上」でヒロインが語る言葉である。男も同じだろう。威厳をみずから強調するとき、たぶん、誇りは傷ついている◆最終的な結論は私が判断して決める――このところ、鳩山首相おハコのせりふになりつつある。政府対応の最終権限が首相にあるのは言うまでもないことで、それをあえて口に出して言わねばならないところがつらい◆読売新聞の最新の世論調査で、内閣支持率が55%に下落した。朝日新聞は48%、毎日新聞は55%、各紙調査とも3か月前の政権発足時には70%台の支持率があったことを思えば、有権者のなかに「がっかり」の声が音量を増しているのは確かだろう◆「普天間」で刻まれた"決断できない人"の印象に加えて、政権の頭脳中枢が官邸の首相執務室にあるのか、民主党本部の幹事長室にあるのか、判然としないことも支持率に響いている◆「この私が決断する」と威厳を取り繕う首相は気の毒である。「ホントに?あなたが?」と疑わなければならない世間の心情はもっと気の毒である。
 
ぼやき欄 「たばこ値上げ」 決断した!

09.12.17. よみうり寸評

 <おお「船長」、わたしの「船長」よ…>と米国の詩人ホイットマンはリンカーン大統領を讃えた。詩集「草の葉」にある◆ひるがえってわが鳩山首相のこと。残念だが、「船長」と呼んだ詩は知らない。そうだろう、船の針路を示さない船長などいないからだ。そのうえ荒天や荒海の気配に鈍感な船長もいない◆米軍普天間飛行場の移設問題について、鳩山内閣は結論の先送りを決めた。これを政府方針と呼ぶのも恥ずかしい。決めないことを決めたなんぞシャレにもならない◆これが「トラスト ミー」「最後は私が決める」の結果なのか。先送りの期限さえ社民党のいいなりで期限なしになった。米側は交渉相手が社民党なのかと当惑しただろう◆もともと確固とした安全保障政策がないせいだろう。「移設を受け入れる自治体など、全国どこを探してもない。名護市の受け入れは奇跡と思ってほしい」(島袋吉和名護市長)の言葉を思い起こす◆普天間は固定化のおそれがある。帰る港も失えば、船は漂流するだけだ
 ぼやき欄 何も決めない! 普天間住民の騒音もそのまま?
 

     サーファー喜ぶ波

09.12.17. 読売新聞 茨城空港 国内線ゼロ 来年3月開港

       大洗海岸

 

 茨城空港(茨城県小美玉市)が国内線の定期便就航が決まらないまま、来年3月11日の開港を迎える見通しとなった。国内の航空会社に路線就航を働きかけたが、経営環境や経済情勢の悪化を理由に断られ続けた。国土交通省は「開港時に国内線がない空港は聞いたことがない」としている。
 開港時の就航路線は現在、韓国アシアナ航空のソウル(仁川)便、(1日1往復)のみ。県幹部は読売新聞の取材に「路線の周知や航空券販売などを考慮して、路線の決定は開港3か月前がリミット」と述べ、開港時の国内線就航を断念したことを明らかにした。
 1999年の国の需要予測では、札幌、大阪、福岡、沖縄の国内4路線で年間約81万人を想定していたが、ソウル便だけでは搭乗率75%と想定しても7万7000人にとどまる。県は国交省に路線誘致交渉への協力を再三求めているが、国交省は「国が就航誘致をした例はない。茨城空港も地元が責任を持って誘致するという約束がある」との姿勢だ。
 国営空港なので維持管理費は国が負担することになっているが、県の第3セクターが管理運営する空港ターミナルビルも、1日1往復では年間で最大1億円の赤字になるとされ、県は利用者から空港使用料を徴収することも検討している。
 
ぼやき欄 お役所仕事 仕事仕分け人の判断は?税金たれ流し!

09.12.16. スポニチ 政界ヒソヒソ話 小沢発言の"大間違い"

 天皇陛下と習近平・中国国家副主席との会見問題で、民主党の小沢一郎幹事長が羽毛田信吾宮内庁長官を念頭に「反対なら辞表を出して言え」と言い放ったことに、官界で大ブーイングが起きている。
 ある大物事務次官OBは「絶対許せない。天皇陛下との会見は30日前に申し込むというルールは、宮内庁だけで決めたものではない。政府全体で共有してきたルールだ。それを一幹事長が壊した。本人は政府への働きかけを否定していたが、あの記者会見で自分が震源地だと認めたようなものだ。政治家ってそんなに偉いのか」と怒りが治まらない様子だ。
 小沢氏は記者会見で「天皇の国事行為は、国民が選んだ内閣の助言と承認で行われるんだよ」と憲法7条を引用して、天皇は内閣の「助言」に従うべきだとも受け取れる発言をしたが、これは決定的な間違いだという。国賓との会見や衆院の解散などは確かに国事行為だが、習氏の場合は非公式の訪日だ。このため、憲法7条の適用を受けない「天皇の公的行為」と解釈されている。
 羽毛田氏は京大相撲部出身の元厚生官僚。周囲には「ここで辞めたら不当な圧力に屈することになる」と漏らしているそうだ。絶対権力を手にしたかのように振る舞う小沢氏だが、天皇制をめぐる根深い問題にはまり込んだようだ。
 ぼやき欄 小沢天皇? 本性は少しづつ?
 

    大洗海岸 夏は海水浴場

09.12.8. よみうり寸評

 心の森キャンプ場 白樺の白が美しい

 

 <基地、経済、献金>――これを鳩山内閣の<3K>というそうだ。内閣のアキレス腱といってもよい三つの難しい課題のこと◆内閣支持率が<続落>しているのも、この3Kについての首相の対応が響いているようだ。本紙の全国世論調査(4~6日)だと、鳩山内閣の支持率は59%。前回11月調査の63%から4ポイント下がり、初めて60%を割った◆まだまだ高いとタカをくくってはなるまい。特に支持しない理由で「首相に指導力がない」が27%(前回13%)に急増した◆これはとりわけ米軍普天間飛行場の移設問題の年内決着先送りが影響していると考えた方がいい、首相、官房長官は米側に募る不信感を甘くみていないか◆岡田外相は「日米合意が実現できず、一方的に白紙に戻せば信頼関係がなくなる。日米同盟の現状に強い危機感を持っている」。首相の早期決断を望む考えだ◆偽装献金に「説明責任を果たしていない」は85%。経済情勢に適切に対応しているか「そう思わない」が68%。アキレス腱が危うい。
 ぼやき欄 変わったのは政権だけ?

09.12.1. 読売新聞 国税OB税理士あっせん廃止

 国税庁が、早期退職勧奨に応じた税理士資格を持つ職員に行ってきた顧問先企業の斡旋について、来年度から廃止することを決めた。民主党議員が2002年、国会で「民間企業を食い物にしている」などと追及していたが、同庁は政権交代との関連について「答えられない」としている。国税職員は勤続年数など一定の条件を満たし、所定の試験に合格すると税理士資格を得ることができる。
 
ぼやき欄  「癒着」 ここまで堂々と
 

    今年最後の紅葉

09.11.27. 読売新聞 編集手帳

  塩原街道の関谷入口周辺

 

 東京で板前をしている三郎(萩原健一)が、郷里の母親に手紙を書いている。ボーナスから三万円を送ります――書きかけて、しばしば思案に沈み、決然と「三」に縦棒2本を足して「五」に増額した…◆往年の人気テレビドラマ『前略おふくろ様』のひとこまである。30年も昔に放送された一場面が記憶に残っているのは、ほどなくして社会に出て、同じ思案を経験したせいかも知れない◆金融危機の余燼にデフレと円高が重なり、冬のボーナスは業種を問わず、どこも厳しいという。母の顔を思い浮かべつつ明細を睨んでは、心のなかで「三」に縦棒を足したり消したりしている方もあろう◆そうかと思えば、母親に送るどころか逆に、母親から多額のお金をもらい、「私の知らないところで何が行われていたのか」と、ひとごとのように語る息子もいる。ポケットに紛れ込んだ10円玉ではあるまいし、5年間で9億円の入金に、どうすれば気付かずいられるのだろう◆「三」万円の縦棒に悩んだ三郎君から見れば夢のような、というべきか、嘘のような、というべきか。息子もいろいろ、世間は広いものである。
 
ぼやき欄 「イチロー」もびっくり?

09.11.25. よみうり寸評

 「ここは、議論する場ではありません。聞かれたことに答えて下さい」「世界一でなければいけないんですか。2位ではダメなんですか」◆<事業仕分け>の前半のやりとりで、記憶に残った仕分け人側の発言だ。いっぽう、説明する側では「(矢継ぎ早の質問で)こちらの発言を遮られるのは、心外でございます」◆前半の印象は<狙いはいいが、やり方が少々荒っぽい>というところ。税金の無駄遣いに大胆に切り込んだことには喝采の向きも多いが、力み過ぎて不快な場面も見えた◆<必殺仕分け人>などと呼ばれて、いささか心構えの高揚が過ぎた面もありそうだ。人民裁判のつるし上げを連想した人もいる◆「国民から見て新鮮で面白い。何で自民党の時にしなかったか」と自民党の谷川参院幹事長が悔しがったほどの試みだ。やり方で×印の減点を避けた方がいい◆スパコンなど科学技術に関する<世界一論議>短時間でバッサリに疑問が残る。きょうから後半に入った事業仕分け、行方を見守ろう。
 ぼやき欄 財務省の職員住宅は?
 

    雑木林と山の陵線

09.11.19. よみうり寸評

一番美しい時期です 大当たりの1日

 

 <同床異夢>―起居をともにしながら、別々の事を考えていること。日米の首脳同士がそんなことでは信頼がゆらぐ。同盟も危うくなる。沖縄・普天間飛行場の移設問題にはそんな心配がある◆日米首脳会談で閣僚級作業部会を設け迅速に結論を出すと合意したが、鳩山首相とオバマ大統領の認識にズレがあるからだ◆会談後、オバマ大統領は「2国間合意(名護市キャンプ・シュワブ沿岸部への移設)履行のため作業部会を通じて迅速に動くことで合意した」と演説した◆一方、鳩山首相は「2国間合意が前提ではない」と白紙からの検討、来年へ先送りも示唆した。<同床異夢>といえば、日米ばかりか、首相と外相、防衛相の閣内バラバラ発言も心配だ◆この展開に「首相は事の重大性に認識が甘い」の批判もある。作業部会がきのう始動。「現行案は15年検討した結果で推一実現可能な案だ」と米側。見直すという日本側に代案は見えない◆米側の言いなりではないぞというパフォーマンスだけにも見えてしまう。
 
ぼやき欄  「言葉遊び」

09.11.13. 読売新聞 デスクに聞いてみよう 「天下り」なくせないの?

 雑木林のもみじも美しいですねぇ〜

 

 鳩山政権は国家公務員の「天下り」を全面的に禁止すると主張しています。天下りとはどういうものなのでしょうか。
 Q  なぜ問題になっているの?
 A 税金の無駄使いになるからね
 
Q どのくらい天下りしているの?
 A 700人くらいの年もあるよ
 
Q 最近、新聞やテレビでよく聞く「天下り」って何のことなの?
 デスク
 
国の省庁などで働いている公務員が仕事を辞めた後、出身省庁と関係ある団体や民間企業に再就職することを言うんだよ。道路や橋などの公共工事を発注する国土交通省の職員が、工事を引き受ける建設会社に再就職すれば天下りということになるね。
 Q 天下りのどこが問題なの?
 デスク
 
省庁と天下り先の企業でなれ合いの関係が生まれ、省庁が天下りの見返りに相場よりも高い価格で公共事業を発注するようなことが起きているんだ。省庁の天下り先となっている独立行政法人などの中には、天下りを維持するために仕事を作っているのではないかと疑われる団体もあるんだよ。大切な税金が特定の人の利益を守るために無駄に使われているから、批判の声が絶えないんだね。
 国の予算の無駄を洗い出す政府の行政刷新会議でも、「天下り」団体は優先度の高い見直し対象で、例えば、厚生労働省所管のこども未来財団について「役員報酬が高額だ」「典型的な天下りの例」などの意見が出ていたよ。
 
Q そもそも天下りをするのはなぜ?
 デスク 
 
各省庁の人事構成は官僚トップの事務次官を頂点にピラミッド型になっているんだ。次官は同期で一人しかなれない例が多く、出世レースに破れた同期たちは、50歳頃から次々と辞めていく「早期勧奨退職」というしきたりがあるんだ。
 早い時期に退職しても、仕事がなくて困らないように天下りという仕組みがあるんだけど、天下りを維持するために様々な無理を重ねることになるから、やはり正当化することは出来ないよね。

 Q どれぐらいの人が天下りをしているの?
 デスク
 
政府によると、2007年8月からの1年間に、課長級以上の国家公務員で関係の深い独立行政法人や公益法人などに天下りした職員は計590人いるんだ。民間企業には、人事院が承認しているだけで大体年間100人近くが天下りしている。
 ただ、このデータは氷山の一角で、国家公務員が天下りを繰り返す「渡り」もふくまれていないし、現実に天下りをしているケースは相当な数に上るだろうね。
 Q  鳩山政権はどうするつもりなの?
 デスク
 
鳩山政権は「天下り根絶」を訴えていて、早期勧奨退職を廃止する方針を打ち出したんだ。その手始めに、10月1日付の独立行政法人と特殊法人の役員人事のうち、26法人42人分を凍結し、後任を公募で選ぶことにしたんだよ。
 五十嵐敬喜・法大教授の話
 「天下りが続いてきたのは、政治家、官僚、業者に利点があったからです。特に一部の有力政治家が天下り先の業者から政治献金を受けてきたのは見過ごせません。天下り先で支払われる給与や退職金も元は国民の税金。まずは、一定の役職以上の公務員が関連会社に就職することを禁止するなどの法律を作ることが必要でしょう」
 Q 天下りをなくすうえで課題はあるの?
 デスク
 
国家公務員が定年まで働ける環境を作ることが重要だね。ただ、鳩山政権は、国家公務員の総人件費を2割削減する方針を打ち出しているから、ベテラン職員のポストを降格させることや給与を引き下げることも検討しなければいけない。職員たちの理解を得ながらどう改革していくのか、鳩山首相の力量が問われることになりそうだね。

 前木理一郎デスク(政治部)から
 鳩山政権が日本郵政の社長に元大蔵次官を、人事院人事官に前厚労次官の起用をきめたことで、「看板倒れ」との批判が出ています。しかし、官僚OBだからといってすべて排除するのは考え物。天下り機能を維持するために能力のない人物を無理に採用することは論外ですが、要は能力次第、適材適所で判断することが重要です。
 
ぼやき欄 「高額な給与・退職金」 仕事は週2〜3日 こでらんね〜

 

      黄色の紅葉も

09.11.17. 読売新聞 編集手帳

    栗茸がありました。

 

 東北地方の独立国を舞台にした井上ひさしさんの小説「吉理吉理人」に、頭が二つある犬が登場する。名前は<イッタカキタカ号>という◆吉理吉理国の誇る科学技術の象徴として、動脈、静脈、脊髄神経などの接合手術によって2匹の犬から作り出したもので、しっぽがあるべき側にも頭がある。前後どちらにも歩くことができ、あちらへいったかと思えば、そのままこちらに来ることがあり、名前もそこに由来する◆そういう犬が実際いれば、どこに向かうのか、何をしようというのか見当がつかず、見ていて神経がまいるだろう。「普天間」の鳩山内閣がそうである◆きのう午前、首相は東京の公邸前で、「日米合意を前提にしない」と語った。同じ日の昼、岡田外相は那覇市内で記者会見し、「日米合意はある程度、前提にせざるを得ない」と語った。東京と那覇にそれぞれ別個の頭をもつ胴体の長〜い犬を見ているかのようである。迷走と呼ぶのはおそらく褒めすぎだろう。迷走は少なくとも動きが目で追える。現状では迷走以前である◆<イッタカキタカ内閣>というのは、あまり名誉な愛称ではない。
 
ぼやき欄 日本からの土産――煮え切らない物ばかり―オバマ大統領
  (北海道・ちょこ)  読売 USO放送

09.11.12. スポニチ 政界ヒソヒソ話 民主の矛盾 機密費非公開

 新政権の官房機密費の扱いが焦点となっている。平野博文官房長官は使途の公表に否定的で、透明化を求め「機密費公表法案」(廃案)まで提案した野党時代の主張との整合性が問われているからだ。
 官房機密費(内閣官房報償費)は公表が義務付けられていないため、税金の使い道の中で最も不透明な資金だ。09年度は14億6165万円が計上されたが、これまでは官房長官が管理し、主に首相をはじめ官邸関係者の交際費や情報収集のために使われてきたようだ。
 問題は使い道が国家運営に必要不可欠だったかどうかという点。自民党政権下では、飲み食いはもとより「首相夫人の衣装代」「野党議員が外遊する際の餞別」「国会対策のための野党議員への贈答品」などさまざまな噂が流れてきた。
 02年に共産党が宮沢内閣の加藤紘一官房長官時代の使い道の資料を公表し、国会議員への贈答用の背広激pーティ券購入などに充てられたことが明らかになっている。
 日本郵政社長への元大蔵事務次官起用などでも新政権は過去の主張との矛盾から批判を浴びた。党内にも「オープンした方が民主党らしい」(若手議員)という声も出る。
 ただ、官邸関係者は「情報収集のためには相手は公表できない。その点での平野さんの意志は固いと思う」と話す。
 

   三依姫の墓「横川宝篋印」

09.11.11. スポニチ 政界ヒソヒソ話 自民と同じ「ヤミの金」

   三依姫の墓近くの紅葉

 

 政府の行政刷新会議による「事業仕分け」が今日11日から始まる。税金の無駄使いを公開の場で摘出するという鳴り物入りのイベントだが、この作業に最もふさわしい予算が対象から除外された。権力の象徴である内閣官房機密費だ。
 毎年14億円以上が計上される官房機密費は、自民党の長期政権下で使い勝手のいい「ヤミの金」だった。常時1000万円が官房長官室の金庫に保管され、使ったら即座に補充されると言われてきた。かつては国会対策の買収まがいに野党工作資金として使われたり、重要な選挙の裏金になったりもした。
 野党時代に機密費の流用防止法案を国会に提出していた民主党だけに、見直しがあって当然だ。ところが、平野博文官房長官は就任直後の9月17日に「そんなのあるんですか」としらばっくれ、11月5日には「私が責任を持って(支出を)判断するので、私を信頼してほしい」と都合のいい釈明でごまかした。
 さらに11月9日の記者会見では、一部新聞が「将来の機密費公表を示唆」と書いたことに対し「そんなつもりはない。訂正してほしい」と抗議する始末。結局は自民党と同じようにヤミの金を「政権運営の潤滑油」として抱え込んでおきたいらしい。政治を国民の手に取り戻すという民主党のスローガンが、そらぞらしく聞こえる。
 
ぼやき欄 「政権公約」 とは?

09.11.8. 下野新聞 嘉手納統合案に沖縄で抗議集会 外相発言撤回求め

 米軍嘉手納基地の爆音問題を抱える沖縄県嘉手納町は7日、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移籍先として岡田克也外相が嘉手納基地への統合案に意欲を示した発言の撤回を求める抗議集会を同町内で開き、「平穏な生活を守る立場から統合案に断固反対する」との決議を採択した。参加者は約2500人(主催者発表)
 町内の議員や各界代表が登壇し、実行委員長の宮城篤実町長「いかなる理由があっても統合案には乗らない」とあいさつ、県立嘉手納高校2年生の新城武士さん(17)は「耳の奥まで突き刺さり、体の中まで震える爆音で授業が中断する。戦闘機が低空飛行するのは普通の風景ですか。爆音がなくなるどころか、今まで以上に苦しめと言うのですか」と訴えた。
 

      紅葉最盛期

09.11.8.八ツ場ダム問題 手詰まりのまま 住民意見交換めど立たず

 山全体が紅葉している 一番いい時期ですねぇ〜!

 

 前原誠司国土交通相が建設中止を表明し、地元や関係6都県との対立が続く群馬県長野原町の八ツ場ダム問題。前原国交相は地元住民の理解を得るため意見交換会を開きたいと働きかけているが、ダム中止の方針を堅持したままのため、住民は「中止を撤回し、白紙の状態で来て欲しい」とかたくなに拒否。手詰まりの状態が続いている。
 「白紙じゃなければ会えないに決まっている。こんなことで呼び出すな」。10月23日、長野原町で開かれた水没関係5地区連合対策委員会の臨時役員会で、役員の1人が高山欣也町長にいら立ちをぶつけた。この会合は、前原国交相から「週末、地元で住民と協議したい」との要請を受けた町の声掛けで開催。会合の結論は拒否だった。
 前原国交相は4日後の10月27日、中止の方針は堅持するとしつつ「八ツ場ダムも他のダムと同様の再検証をする」「ダムに頼らない代替案を示す」と新たなカードを切った。記者会見で「地元の方々と意見交換できるような状況を作り、ダムに頼らない治水を御理解いただくきっかけをつくりたい」とも強調した。
 そのうえで10月30日には県を通じ、町に「再検証の意向を伝えるため地元を訪れたい」と再度要請したが、住民の強い反発を考慮し高山町長は断った。
 高山町長は「大臣はダムに頼らないと明言しており、結局中止ありき。治水の代替案は下流都県にとっては一歩前進かもしれないが、地元の状況は変わらない」と現状では住民との意見交換会開催は難しいとの考えを示している。
 
ぼやき欄 「住民無視」民主党の公約だった?

09.11.6. 読売新聞 社説・「脱・法制局長官答弁」を支持する。

 国会改革の論議が本格化してきた。旗振り役は小沢民主党幹事長だ。
 小沢氏は、「『脱官僚支配』は国会から始めなければいけない。政治家同士で議論できる国会にするため国会法の改正もしたい」と語っている。与野党でしっかり協議してもらいたい。
 小沢氏の改革案の柱の一つは、国会論戦の場から官僚を排除することである。内閣法制局長官も、その例外ではないと言う。
 国会法で法制局長官は、首相や閣僚を補佐するため、人事院総裁らとともに「政府特別補佐人」として出席が認められている。
 内閣法制局は、憲法解釈の政府統一見解を示したり、法案を現行法に照らし審査したりすることから「法の番人」とも言われる。
 しかし、内閣法制局が集団的自衛権について、「保持しているが行使できない」とする解釈などを示してきたことが、これまでの憲法論議を歪め、日本の国際平和協力活動に必要以上の制約を課してきたことは否定できない。
 小沢氏も、自民党幹事長時代の湾岸危機の際、「自衛隊の国連軍参加は、武力行使を伴う場合でも憲法上可能」と主張した。だが、当時の内閣法制局長官の答弁によって否定されている。
 鳩山首相は、集団的自衛権の解釈は変更しないものの、「法制局長官の考え方を金科玉条にするのはおかしい」と語った。
 平野官房長官も、過去の法制局長官の答弁には縛られず、政治主導で憲法判断をすると表明した。当然のことであり、首相や官房長官の考え方を強く支持する。
 内閣法制局は、これまで憲法解釈を確定する権限があるかのような扱いを受けてきた。これは改めていかなければならない。そのためには、法制局長官の国会答弁を制限していくことが必要だ。
 ただ、過去の国会における憲法論議の責任をすべて法制局に帰するのは間違いである。
 内閣の一部局に過ぎない法制局に解釈を委ね、憲法解釈を変更するという政治決断を避けてきた歴代政権に、最終的な責任があるのは明らかだからだ。
 これからは、解釈変更を含め、政治家が、自らの見識と責任において、国会答弁にあたることが肝要になる。
 それを前提にすれば、官僚を国会審議からすべて締め出す必要はない。行政の細部にわたる施策を聴取し、行政責任を追及する場には、言うまでもなく、官僚の出席を求めるべきである。
 
ぼやき欄 「内閣法制局」に全部丸投げ・責任もとれってか?
 

     横川の雑木林

09.10.27 繁栄のヒント 日下公人 WILL11号より 総選挙最大の教訓

 紅葉 美しいですねぇ〜!

 

 ものごとには遠因と近因がある。それから、結果が出てから考えるとよく分かるが、遠因から近因までの間にもたくさんの因果関係がある。世間通の人にはそれが分かるが、分からない人がいて、簡単に「自民党が負けた原因はなんでしょうか」と質問する。
 まず、ものごとには必ず「原因」があるものだと思い込んでいるのは学校秀才の特徴である。「それはネ、いろいろあってネ」と話し始めると、「ズバリ、一言でお願いします」と畳み掛けてくるのはマルバツ試験の勝者の特徴である。正解は一つに絞れるものだと思い込んでいる。これは手抜きで勉強して、しかも成績が良かったと思っている人が罹る病気でもある。
 遠因は十種類ぐらい思いつき、さらに近因を十種類ぐらい思いついて、それから順列組み合わせて考えるのが、勉強や研究の楽しみだと思うが、そこまで行っていないところは、将棋で言えば「段」はおろか「級」にもいっていない。
 駒の動かし方をやっと覚えた程度の入門者が、「この将棋の勝因は?」と名人に質問するのに似ている。さまざまな遠因と近因が複雑に絡み合って結果に辿り着いたということさえ考えられないのだろう。
 自民党が負けた原因は美人の女性候補を並べすぎたからで、その点、民主党はほどほどの美人を揃えたからだ――という分かりやすい解説もあれば、小沢一郎氏は思い切って選挙にカネを使ったが、自民党は全然使わなかった、という分析もある。
 多分、どれもその通りだと思うが、そんな解説は今後の日本を考える参考にならない。鳩山新首相がこれから施政方針演説で何を言うべきかを考えるヒントにも忠告にもならない。
 実は施政方針演説の中身が決まらないから日付も決まらないらしい。本来ならマニフェストに掲げた政策をそのまま読み上げればいいと思うが、そうはいかないらしい。
 ともかくその状況を見てアメリカのオバマ大統領は親切にも「まぁ日本にはもう少し時間をやろう。来年の参院選挙まで、民主党には考える時間をやろう」と言ったかどうかは知らないが、今は嵐の前の静けさになっている。
 こんな時こそ日本人は自分のこととして鳩山新首相の施政方針演説に今から何か注文をつけねばならない。要望でもいい。

 今は日本が世界に対して主導性を発揮すべき時で、しかも世界はそれを待っているのだから、なおさらである。

 政界、官界、マスコミ界でそれを自分の仕事として報酬をもらっている方はもちろんのこと、これから国家戦略局に入ったり、政務官になったりしたいと思っている民主党とその周辺の人びとには、国家の行方についての発言をお願いしたい。

 世界はこれからどうなるのか、日本は何をすべきか、首相には何ができるか、何をしてはいけないか。

 こうした問題についてものごとの遠因を十種類、近因を十種類、それから対策を十本くらい言える人を集めないと、民主党政権は超短命に終わるだろう。

 台湾の民進党・陳水扁政権がせっかくの政権交代を果たしながら、ポストや利権あさりに熱中して国民の信を失い、国民党・馬英九政権に再交代したようなものである。

 鳩山新首相にはまず、国際情勢の分析と、日本の力の発揮について何か画期的なことを言ってもらいたい。政権交代した日本の新しい声を、世界は耳を傾けて聞くだろう。

 それは道義についての発言からはじめよう。アメリカの道義が信を失って、それに代わるものがない今は、日本の出番である。いや、それどころか、それは日本の義務でもある。その資格は十分ある。そしてそれが一番大きな国際貢献でもある。

 …と思わない人は国政について発言する資格がない。それが自民党に対して国民が下した判決だと思ってこそ、今回の総選挙が生きてくる。

 日本にそんな力はないとか、資格がないとか、世界が必ず反発するとか、日本は孤立するとか…そんな内向きのお説教では、国民はもう承知しないことが、今回の総選挙の最大の教訓だと思う。

 ぼやき欄 著者の勢いを感じた

 

    紅葉 赤・黄・緑と!

09.10.21 下野新聞 京都「私のしごと館」 国支出の581億円が…
      集客、収支計画なく建設 赤字毎年10億円 7年で閉館

   バラ「青龍」という 新種?

 

 国の特別会計から581億円をつぎ込んで建設した職業体験施設「私のしごと館」(京都府精華町)について、天下り官僚が役員を務める事業主体の法人が、集客予想人数や収支見通しを作らず施設整備を進めていたことが21日、法人を所管する厚生労働省などへの取材で分かった。

 しごと館は2003年に開館後、毎年10億円以上の赤字が続き、開館からわずか7年後の来年8月までに閉館することが決まっているが、事業のずさんな実態があらためて明らかになった。
 しごと館の事業主体は、独立行政法人「雇用・能力開発機構」。建設費は労働保険特別会計から支出され、毎年10億円以上の運営費の赤字も同特会から補填されている。
 厚労省や機構関係者によると、しごと館建設計画は若者の職業意識を高める狙いで1989年ごろ持ちあがり、同機構前身の特殊法人「雇用促進事業団」が94年に敷地8万3千平方bを150億円で取得した。
 翌95年にまとめた基本計画では、企業が宿泊研修をすることも想定し、国会議事堂より広い延べ床面積6万7600平方bの施設を建てるプランを描いた。この時点では娯楽性を高めるかどうかで来館者数は異なり、年間に75万人〜110万人と見込んでいた。
 その後、宿泊施設をなくすなど計画縮小を重ね、延べ床面積は基本計画から半減した3万5800平方bとなったが、計画縮小後の年間集客数や収支見通しを立てないまま2000年に着工、431億円を投じて建物などを整備した。
 来館者数は年間30万人超で推移したが、入館料などの自己収入では支出総額の約1割しか賄えない赤字体質だった。このため、麻生内閣当時の昨年12月の閣議で廃止が決定された。

 私のしごと館
 若者の職業意識を高める目的で京都府に設置された。建設機器オペレーター、服飾デザイナー、時計制作など約50種類の職業体験ができる。修学旅行生らが訪れているが、赤字解消のめどが立たず、昨年から運営を民間委託された。政府は年内にも閉館後の施設活用方法を決める方針。事業主体の「雇用・能力開発機構」は現在、7人の常勤役員のうち4人が厚生労働省からの天下りか再就職者。
 ぼやき欄 「また、天下り・独立行政法人」なんなの?

09.10.20 公益法人の資金"埋蔵" 12基金、実績の100倍以上 検査院調べ

  国や独立行政法人の補助金で公益法人に設置した基金を会計検査院が調べた結果、12基金が事業実績の100倍以上の資金を保有していたことが18日、分かった。
 "霞が関の埋蔵金"と呼ばれる特別会計の余剰資金のように、巨額の資金が眠ったまま放置されていたことになり、検査院は基金規模の検討や運営状況の見直しをするよう所管省庁に求めた。
 検査院によると、2008年度末現在、国が所管する基金は110基金、独立行政法人所管の基金は35基金。基金の総額は、基金の廃止・統合や国への補助金返還などで、05年度に比べ約2044億円減少したものの、計約1兆872億円(補助金相当額約1兆191億円)に上る。
 検査院は、保有額を直近3年の平均事業実績額で割った「基金保有倍率」を指標に、基金の規模を国所管の110基金のうち算定可能な70基金で調査。
 その結果、12基金が事業実績の100倍以上の資金を抱えることが判明。「50倍以上」では19基金となり全体の2割近くに拡大した。
 基金の適正規模を把握するため、将来必要な費用見込み額を算出していた59基金の調査では、5基金で、単年度当たりの見込額が平均事業実績額の10倍を超えていた。
 09.10.19. 下野新聞
 ぼやき欄 不景気でも「あるところにはある」 国民に返して!
 

     ピラカンサの赤い実

09.10.17 スポニチ 十字路

      ハゼの紅葉

 

 疲れがたまった時、いつも思い出す言葉がある。「1日だけ幸せでいたいなら理髪店へ行け。1週間だけなら車を買え」。高校時代に英語の授業で習った英国のことわざだ。1日、1週間の後には「1カ月なら結婚しろ、1年なら家を買え」と続き、難易度が上がる▲習った頃は人ごととして聞いていた。入社当時も先輩が「家と現場を毎日往復し、休日はたまった洗濯で終わる。干した洗濯物を見て自分は何をしてるんだと思う」とつぶやいていたが、若かった自分には実感として迫ることはなかった▲30歳を過ぎて「1日だけ幸せ」を実感するようになった。理髪店をマッサージに置き換え、休日は整骨院へ。指圧を受けている時は仕事を忘れ、頭の中を空っぽにできる。小さな幸せを感じる瞬間だ。しかし、1年…の後にオチがある。「一生幸せでいたいなら正直でいることだ」36歳になった今も、まだ「1日だけ」しか実践できていない。
(丸井 乙生)
 
ぼやき欄 「1日で十分」

09.10.8. 読売新聞 上海、行き過ぎ「おとり捜査」 人助けを『白タク行為』

 中国の上海で、体調不良を訴えて車への同乗を求め、応じたドライバーを白タク行為として摘発する不当なおとり捜査が発覚し、世論の強い批判を浴びている。来年5月の上海万博を前に、当局の治安対策には「行き過ぎ」が見られるとの不安が高まっている。
 摘発された男性会社員がインターネット上で公表したところによると、9月上旬、赤信号で停車中に1人の男が「腹が痛いがタクシーがつかまらない」と懇願して来たため同乗させた。ところが、停車した際に制服姿の交通取締官7,8人に取り囲まれて「違法なタクシー営業」として1万元(約13万円)の罰金を徴収されたという。
 中国メディアは、「もうだれも人助けをしなくなる」とおとり捜査を非難。男性会社員には、市民から「提訴すべきだ」との声も多く寄せられているという。
 (上海支局 加藤隆則)
 ぼやき欄 ビックリ
 

   都内某遊園地(笑)

09.10.8. 読売新聞 中国細見 朱鎔基人気 再び「清官」望む庶民の悲哀

 ドーム球場で「阿部」がランナー

 

 逆八の字につりあがった眉。ギロリとにらみつけるような鋭い眼。怒った大魔神みたいだ。ウソや小細工は通じない人だな―――。
 かれこれ二昔前、上海市長の朱鎔基氏(前首相)に初めて取材したとき、そんな強烈な印象を受けた。
 「(怖い顔のせいで)いっぱい損している」。首相だったころ、朱氏は冗談めかしてぼやいた。しかし、官僚腐敗にはらわたが煮えくり返る思いの庶民は、率直、厳格、清廉をモットーとする「怖い顔」に熱い声援を送った。
 首相引退から6年半、いま朱氏が再び注目の的だ。現役時代の記者会見などを収めた「朱鎔基、記者に答える」が出版され、売れに売れているのである。人気健在に、版元は「100万部は堅い」と意気込む。確かに、自分の言葉で飾らず語る政治家の話は面白い。朱氏のウイットに富んだ発言に思わずニヤリとさせられる。
 例えば、韓国紙との会見のくだり。―「韓流」の映画やドラマをみたことは?「あまりないけど、『韓流』と呼ぶのはいただけない。すぐ『寒流』を連想させるからね。『韓熱』と言うべきでしょう」
 米紙の食い下がりはこうさばく。―あなたは改革者とか穏健派と言われるが・
 「一人の普通の中国人だよ。それと同時に中国の総理もやっている」

 極め付きは2002年春の全国人民代表大会(全人代=国会)での記者会見。朱氏は、「退任後、国民にどんな首相だったと思われたいか」と問われ、「貧官(腐った役人)ではなく、清官(清廉な役人)だった。そうひとこと言ってもらえれば満足だ」と応じた。「朱鎔基語録」の名文句中の名文句であろう。
 中国では「官に当たるのは法、ただ三字あり。いわく清、いわく慎、いわく勤」という。清廉で、注意深く執務し、職務に励むことこそ役人の心得という教えだ。
 だが、政治改革の遅れもあり、貧官のタネは尽きない。朱氏の首相在任5年間に摘発された汚職事件は約20万件。朱氏はあえて「私は清官」と大みえを切ることで、権力は金なりの世相を断罪したのであった。
 反面、こうも思う。一人の政治家がいかに清廉でも国は救えない。必要なのは個々の「清官」というよりも「官」を「清」たらしめる近代的な制度と法と文化だ、と。中国にはやはりそれらが欠けている。
 ひるがえって鳩山政権が発足した日本。「政と官」の関係を国民目線で仕切り直せるか。古今東西、「官の利権」の壁は厚い。指導者が絶大な権力を握る独裁体制の中国、その剛腕宰相・朱鎔基をもってしても壁は破れなかった。ただ、「大魔神」が一貫して示した気概と胆力が、中国国民の心に、希望の灯をともした事実は忘れるべきではないだろう。
 ぼやき欄 「自伝」も書かない!
 

 一番搾りの生ビールを背負って頑張る売り子さん

09.9.20 スポニチ 明るい明日を 美輪 明宏

 「こぶ板」 ポプラ 制作中 結構夢中になる

 

 鳩山政権がスタートしました。しかし、民主党はおごってもらっては困ります。先の衆院選で大勝したのは何も民主党が素晴らしかったからではありません。有権者は腐りきった自民党に絶縁状をたたきつけたかっただけで、民主党はたまたま勝たせてもらっただけの話です。まずその現実を肝に銘じていただきたい。国民はマニフェストをちゃんと実行するか冷徹な視線を送っています。
 民主党には果断な政策実行を望みますが、ここから先はマスコミの責任が大きいのです。国民がいくら関心を抱いても自ら霞が関や永田町に出向いて調査するわけにはいきません。国民に代わって政権の動きを逐一チェックし、報じていく使命がマスコミにはあるのです。
 最近はテレビの視聴率が上がらず新聞や雑誌の部数が伸びない状況が続いています。インターネットの発達など情報の多様化も原因としてありますが、大きな要因はメディアが視聴者や読者の要望を勘違いし、しっかりと受け止めていないことです。視聴率低迷の時代でもテレビ朝日「報道ステーション」やNHK「ニュース7」は安定して高視聴率です。エンターテイメント性があるわけでもないし、視聴者にこびているわけでもありません。大切なのは、まじめな姿勢で報道し、視聴者の信用を得ることです。何事も、一にも二にも信用です。
 多くの編集長やプロデューサーが「おもしろおかしい娯楽性がなければ数字は上がらない」と勘違いし、その姿勢で政治を取り上げようとします。個人的なスキャンダルや、スキャンダルともいえないようなどうでもいい問題、失言など枝葉のことばかりつつきます。
 先日テレビを見ていて、これはひどいと思ったのは、鳩山首相に記者が「小沢さんにはどんな幹事長になってほしいですか?」と芸能リポーター風に聞いたことです。その馬鹿げた質問と答えは国民にとって何の意味があるのでしょうか。どんな幹事長もあんな幹事長もありません。私が鳩山首相だったら「そんなにいろんな幹事長があるんですか?」と逆に切り返したでしょう。
 国民が知りたいのは、自分たちの生活に直結するマニフェストがその後どうなっているかということです。マスコミは短絡的に「できるのかできないのか」と結論を求めがちですか、どんな政策でも切り絵細工のようにあっという間にできるわけがなく、実現するまでにはそれなりの時間がかかります。必要なのは、実現までの道筋を丹念に取材して報じていくことです。例えば、子育て支援策はその後どうなっているのか、実現に向けてどこまで進んでいるのか、その障害を作っているのはどんなことなのか。国民がマスコミに求めるのは、そうした専門的で詳細な確認作業なのです。
 かつて「小泉劇場」に接したのと同じような芸能ネタ風な態度で鳩山政権と接すればマスコミ自体が危うくなるでしょう。まじめなサラリーマンや心ある人たちが「マスコミは低劣すぎる」と怒っているのをよく耳目にします。国民の要望に応えて真摯な姿勢で報道を続け、国民の信用を得られた正統派のメディアだけがこの厳しい時代に生き残っていけるでしょう。あらゆるジャンルですでに、安手なインチキふまじめ時代ですから、まじめなオーソドックス時代に移行しつつあるのですから。
 
ぼやき欄 同感?

09.9.12. 読売新聞 編集手帳

 ミヒャエル・エンデの童話「モモ」に、人間の世界から時間を盗み取る秘密結社が登場する。少女モモが<灰色の男たち>と呼ばれる時間泥棒に戦いを挑む物語である◆農水省の「ヤミ専従」問題も、時間泥棒の物語であることに変わりはない。正規の勤務時間を盗み取って組合活動に充て、前秘書課長が偽造文書まで用いて実態を隠す労使慣れ合いの秘密結社ぶりは、世間を驚かせた◆石破茂農水相は刑事告発を見送るという。形の上では第三者委員会の意見を尊重したものだが、<灰色の男たち>がクロかシロかを判断するのは司法であり、「すでに処分を受けている」と農水省が情状を酌量するのは筋違いだろう。社会保険庁のヤミ専従を告発した厚生労働省に比べ、身内に甘い体質が透けて見える◆官僚をやみくもに敵視するのではなく、上手に使いこなすのが政治の仕事だが、緊密な連携が馴れ合いに堕するならば人心は離れていく。自民党が衆院選に惨敗した一因もそこにあろう◆労働組合をも支持勢力にもつ民主党政権がまもなく発足する。自民党政治の置き土産が「モモになれますか?」と問うている。
 ぼやき欄 司法不在 千葉県も?
 

       彼岸花 

09.9.3. 読売新聞 編集手帳

   塩原渓谷の岩場と松

 

 その昔、東京・浅草に味噌を商う店があり、今で言えばシャッターにあたる大戸をいつも半開きにして営業していた。中は薄暗く、店側も客も不自由したことだろう◆先代のときに火事を出し、息子に店を譲ったあとも、息子一代の間は謹慎の心をこめて半開きの営業をつづけたさせたのだという。劇作家の高田保が「火の用心」という随筆に書いている◆政権交代を後押ししたのは官僚不信の猛火であり、火元をたどれば年金の社会保険庁とともに事故米の農水省に行き当たる。業者の不正を告げる情報を握りながら大甘の検査で見過ごした無気力な仕事ぶりに、あきれた方は多かろう◆昨年9月に引責辞任した農水省の前次官が、省所管の社団法人会長に就任した。味噌屋さんを見習えとは言わないが、謹慎の心はどこへやら、民主党政権が発足する前に駆け込みで天下りとは、もらい火で焼け落ちた自民党もなめられたものである◆戯れ唄に<小言聞くときゃ頭をお下げ 下げりゃ意見が通り越す>とある。通り越したと読んだのであれば了見違いだろう。霞が関のうける荒療治がもっと手荒くなるだけである。
 
ぼやき欄 引責辞任 年収1800万円とか 民主党さん頼みます

09.8.29. スポニチ 十字路

 国の行方を決める衆院選挙はいよいよ明日が投票日。事前予想は民主党の圧勝だそうだ。自民党がここまで苦戦を強いられているのは、この4年間国民の信頼を裏切り続けてきたからではないだろうか▼前回は郵政民営化を争点に大勝利を収めながら、すぐに民営化に反対した有力議員を復党させ小泉元首相を継いだ安倍、福田元首相はあっさり政権を投げ出す。決定的だったのは麻生政権の人気回復を狙った定額給付金に象徴される財政規律を無視したばらまき政策だ▼小泉元首相の評価は今も分れるが「痛みなくして改革なし」と国民に正直に賛否を問うたのは事実である。ところが今回は自民も民主もいずれも甘い公約ばかり▼鉄血宰相と呼ばれたビスマルクに「人が決まってウソをつくとき。それは狩りの後、戦争の最中、そして選挙の前」という名言がある。たかが1票、されど1票。誰に投票するかはぎりぎりまで悩むことにしよう。(大渕英輔)
 
ぼやき欄 マニファスト・公約・甘い言葉ばかり・さて?
 

  天高く! 秋空の始まり?

09.8.19. 読売新聞 編集手帳

緑が多く、男鹿川が良く見えない

 

 ドイツのソプラノ歌手エリカ・ケートさんは言語の響きや匂いに敏感であったらしい。歓談の折に語った比較論を「劇団四季」の浅利慶太さんが自著に書き留めている◆イタリア語を「歌に向く言葉」、フランス語を「愛を語る言葉」、ドイツ語を「詩を作る言葉」と評した。日本語は……浅利さんの問いに彼女は答えたという。「人を敬う言葉です」(文芸春秋刊「時の光の中で」)◆一昨日、甲子園の高校野球中継で実例に接した。横浜隼人(神奈川)戦に完投した花巻東(岩手)菊池雄星投手の勝利インタビューである◆「これまでも練習試合で対戦し、ずっと横浜隼人のようなチームになりたかった、きょう勝てて、少し近づけたかなと思う。」選抜の準優勝投手で、屈指の左腕で、文句なしの快投を見せた直後で、多少の大口は許されるだろうに、この言葉である◆実を言えば小欄は郷土の代表、横浜隼人を応援していたのだが、負かされた悔しさどこかに消えていた。言葉は、人の心を潤す魔法の水だろう。折しも列島は選挙一色、激戦のなかでも「人を敬う言葉」は忘れずにいて欲しいものである。
 
ぼやき欄 素晴らしい!

09.8.16. 読売新聞 核密約「調査協力する」 外務省元局長、衆院選後に

 日米両政府が核兵器搭載の米艦船の日本寄港などを黙認する密約を交わしたとされる問題で、元外務省条約局長の東郷和彦氏(64)は15日、読売新聞の取材に対し、「衆院選後に新政権が密約について調査するなら、協力する」と述べ、今後、政府や国会が事実関係を調査することになった場合、在任中に見た文書の内容やその取扱いなどについて証言する用意があることを明らかにした。
 密約について、政府・与党は一貫して「存在しない」とし、今後も調査する予定はないとしている。一方、民主党の鳩山代表らは、衆院選後に政権獲得すれば、政府として調査・公開する方針を打ち出している。
 東郷氏は15日、「密約の有無より、これまで政府が核の問題にどう対処し、今後、非核三原則をどうするかを考えることが重要だ。その参考になるなら、民主党に限らず、調査には協力する」と述べた。
 東郷氏は1998年7月から99年8月まで条約局長(現国際法局長)を務め、2002年に同省を退官した。
 今年7月、読売新聞の取材に対し、在任中、60年の日米安保条約改定時に結ばれた核密約に関する文書がファイル数冊が存在したことなどを、実名を伏せた形で証言した。
 ぼやき欄 国家公務員法 退職後も情報公開禁止? じゃ 無かった?
 

対岸の森と近くの若い松 緑がまぶしい!

09.7.26. 下野新聞 社会部EYE 160億円の見解

  那須烏山市「山あげ祭」

 

 「160億円もの税金を投入し、塩那台地の耕作放棄地面積を把握していないことは問題ではないのか」。先月末、農林水産省関東農政局に質問をぶつけた。見解はこうだ。「問題かどうかは感覚的なことであり、答えることはできません。」
 さくら市など3市1町にまたがる国営塩那台地開拓建設事業。山林を切り開いて造成した畑地は、雑草が生い茂る土地が散在する。農産物価格が低迷し、農家は「人件費すら出ない」。造園業者が畑を借り樹木を植えるなど、「畑地の7、8割が当初の目的と違う使われ方をしている」(塩那台地土地改良区理事)という。
 国は「作物の選定は農家の判断」とまるで他人ごと。しかし事業費180億円のうち、9割以上が国、県、市町が負担していることを考えれば、行政の責任は重いはずだ。
 「ずっと借金を返すだけの人生だった。土地は売りに出した」。塩那台地で苦しみ続けた男性の言葉が耳を離れない。
 
ぼやき欄 無感覚 絶対増税反対 無駄ばかり 猿でも反省する?

09.7.17. 読売新聞 よみうり寸評

 <事故米>のインチキな流通を見抜けなかったのは、<やみ専従>がはびこるような甘い<職場の風土>が農林水産省にあるからだ◆<一事が万事>でそんなふうに類推されても仕方がない。「事故米で批判が集中したさなかにヤミ専従問題が発覚した。国民の信頼を二重に裏切るものと言わざるを得ない」と農水省の第三者委員会の報告書にもある◆常習的なヤミ専従職員が過去5年間に198人。それを黙認していた上司や人事担当者が945人。本省から各地の農政局まで役所ぐるみの職務専念義務違反だ◆本省の秘書課長が書類を改ざんしてまでヤミ専従ゼロを装ったことを思うと、いやな言葉だが<税金ドロボー>そのもの◆「勤務評定を人事に反映させない」と何たる労使関係か。半世紀以上も昔の<勤務評定>の妖怪が横行しているようだ◆同じ昔に学ぶなら、城山三郎の小説「官僚たちの夏」の主人公・風越信吾。その国家国民のための志。モデルは元通産次官・佐橋滋氏だ。ツメの垢でも煎じて飲むといい。
 
ぼやき欄 社保庁? 役人は必要ない? 税金返して!
 

 まるなか食堂の手打ち蕎麦 おいしいです。

09.7.15. 下野新聞 公務員法、貨物検査など 政府提出17法案廃案へ

  揚羽蝶 珍しくおとなしい

 

 野党提出の麻生太郎首相問責決議が可決され、国会は事実上閉幕。衆院解散で、国連安全保障理事会決議に基づく北朝鮮貨物検査特別措置法案のほか国家公務員法改正案や労働者派遣法改正案など政府提出17本が廃案となる見通しだ。
 政府は今国会に69本の法案を新規提出。このうち14日までに62法案が成立した。残る7本と前国会からの継続法案10本が成立困難となっている。
 貨物検査法案は14日に衆院を与党単独で通過した。しかし参院で審議未了により廃案となる見通し。国家公務員法改正案は省庁幹部人事を一元管理する「内閣人事局」の設置が柱。6月に衆院で審議入りした。ただ幹部降格に厳しい条件を課す政府案には自民党内から異論が出ていたほか、民主党との修正協議に向けた動きも進んでいない。
 日雇い派遣を原則禁止する労働者派遣法改正案は昨年の臨時国会からの継続法案。野党3党が一部専門職を除く製造業派遣を禁じる同改正案も提出したが、いずれも一度も審議されずじまい。
 同様に継続審議となっている共謀罪新設を柱とする組織犯罪処罰法改正案も、今国会では審議されなかった。

 廃案になる見通しの主な法案

 政府提出法案  国家公務員法改正案
 北朝鮮貨物検査特別措置法案
 労働者派遣法改正案(野党3党も改正案を提出)
 組織犯罪処罰法改正案

 議員立法    児童買春・ポルノ禁止法改正案(与党と民主党がそれぞれ提出)

 ぼやき欄  まじめに仕事しようよ

09.6.22. 下野新聞 社会部EYE 労災減少に「むなしさ」

 大学2年の冬、イタリア料理店でバイトを始めた。「何かおしゃれ」。そんな理由だった。初日、熱々のスープ入りの大鍋をひっくり返してしまった。復帰するまで約1カ月。右手首には今もやけどのあとが残る。
 「十分な指導を受けずに慣れない仕事をしている」。先月取材した栃木労働局の職員の言葉に、かつての経験を思い返していた。
 昨年1年間の労働災害による県内の死傷者数が過去5年で最多を記録した。中でも派遣労働者が急増し、2004年に比べて約20倍にもなったという。もちろん労働者側の不注意もあるだろう。でも、と思う。労災を起こさない努力や対策は、雇う側の最低限の責務ではないかと。
 ちなみに、今年に入り労災は大幅に減っている。対策が功を奏したのだろうか。淡い期待を抱いて理由を尋ねた。
 「昨年来の世界的不況で、企業が派遣労働者の契約を打ち切ったり、工場の生産ラインを止めたりしたため」なるほど、仕事がなければ労災は起きない。「むなしい」気持ちになった。
 
ぼやき欄 淋しい?
 

 鹿沼さつき祭り 「日光」

09.6.19. 下野新聞・「国連制裁決議」関係なし 中朝国境は「厳しい通関検査」関係なし 密貿易天国 「国境警備隊とは」 いい関係

 鹿沼さつき祭「薫風」

 

 「核実験もミサイルも、取引には何の影響もない」。密貿易関係者が言い放った。北朝鮮との国境貿易の町、中国遼寧省丹東市。国連安全保障理事会による対北朝鮮追加制裁決議の採択直前から、税関では北朝鮮への輸出品に対する通関検査が厳しくなったもようだ。しかし、中朝国境の鴨緑江を往来する密貿易船により中国の食糧や日用品と北朝鮮産の海産物などを物々交換する取引″は盛んに行われている。
 ■「手数料」
 
鴨緑江が黄海に流れ込む河口付近には「密貿易専門」(住民)の船着き場が点在。市中心部から約40`離れた船着場では、作業員が十数隻の船から北朝鮮産の貝類を荷揚げし、トラックに積み込んでいた。税関職員の姿は見当たらない。荷台がいっぱいになると、トラックは次々に丹東の市中心部へと走り去った。「中朝国境は広く、取締りなんてできっこない」と住民。中朝双方の国境警備隊などと「いい関係」を築けば、目をつむってくれる。黄海の中国側海域は6〜9月が禁魚期のため、中国人が北朝鮮側当局者に「手数料」として食料などを渡し、北朝鮮側で漁をするケースもあるという。
 別の船着場には、海産物と交換するビスケットや飲料水、白菜が山積みされていた。民間貿易では取引が禁じられているという米など穀物や、石油が入っているとみられる缶も。北朝鮮は燃料不足のため、物資を運搬するのは主に中国の船だという。
 「国が石油パイプラインや食糧供給を止めても、密貿易はなくならない。中国には『絶対』はないんだ」(住民)
 一方、市内から北東約20`の山間部には鴨緑江沿いに豪華な新築の家が並ぶ。密貿易の隠語として「下江」(川に入る)という言葉が使われており、みな「下江」で金持ちになったという。
 ■輸出品″
 
ある民家の軒先では作業員が市場で売りさばくため、錆びた鉄くずをえり分けていた。機械の部品と思われ、大きさも形もさまざま。夜中に「自家用船」で北朝鮮に渡り、食料や日用品と交換してきたものだという。
 胴や鉄くずも北朝鮮の主な輸出品″だ。中には「植民地時代に日本人が残したつぼ」といった骨董品もある。安価な食料品との引き換えなので、中国側には大きな利益となるようだ。
 さらに上流へ進むと、樹木を伐採し赤茶けた土がむき出しになった山が北朝鮮側に見えた。十数年前は緑が生い茂っていたが、最近では雨が降ると川面が土で真っ赤に染まる。「兵士でさえも飢えて木材を食べ物と交換する。日本人は、本気で北朝鮮が戦争できると思っているのかい?」。住民はあきれたように言った。
 
ぼやき欄 現場を? 「しっかり知ろう」 

09.6.5. 読売新聞 編集手帳

 「横」というのはかわいそうな字で、横領、横流し、横恋慕…好ましからざる言葉に縁がある。日本郵政の人事をめぐる鳩山邦夫総務相と西川善文社長の確執も、「横」の押し付け会いと言えなくもない◆重い不祥事にけじめをつけないまま続投の意思を固めた西川氏を鳩山氏は「横暴」の人と見、認可権限を盾に人事に口を差し挟む鳩山氏を西川氏は「横車」の押し手と見ているのだろう◆経営責任の説明もなしに再任の流れが出来上がったのは多くの国民に納得のいきかねるところで、筋論では鳩山氏の押す車に相応の理がある◆与党内の続投擁護論も分かりにくい。「三顧の礼で迎えた人をクビにできない」という。神聖にして侵すべからざる経営者というのも珍しい。「民営化の象徴″西川氏が去れば、民営化路線が崩壊してしまう」という。一人転べば皆転ぶとは、何とも頼りがいのある路線である◆鳩山氏は大臣の職を賭す覚悟という。麻生首相はこれまで、「総務相が適切に判断すると思う」と涼しい顔をしていた。混迷の根は「横暴」や「横車」ではなく、首相の「横着」にあったのかも知れない。
 
ぼやき欄 「町を大手を振って歩く」頼んだよ。
 

 鹿沼さつき祭り 華やかです。

09.4.27. 五木寛行「覚悟のきめる時」より抜粋

  満開の桜! 花見ですねぇ〜!

 

 サブプライムローンは、天才的な詐欺です。それが悪質なのは最終的な尻ぬぐいを公的資金つまり、国民の税金でやらせることになる点です。それらがウイルスみたいに潜り込んだ証券や金融商品はどれだけあるかさえ分からないといいます。単品ならば債権処理ができても、サブプライムローンはいわば複合汚染ですから「複合負債」による損失は、これくらいだとケリをつけたくても、おそらくダラダラ毎年ふえていくでしょう。有効な手を打ちたくても、テロと同じように敵の姿がよく見えない「うつの負債」なのです。経済人たちにとっても、なんとも「ゆううつ」な現象だろうと思います。
 
ぼやき欄 「儲けに手段を選ばず」「ウォール街の借金・全世界の税金を投入」 これがアメリカベスト????
 
市場原理と営利に傾いた米国流資本主義の修正を図っている。オバマ大統領は「一握りの人々の向こう見ずな行動が経済全体を揺さぶることを許した20世紀の規制」の改革を宣言。金融市場の監視強化や富裕層に対する実質増税を計画する。
 
ぼやき欄 「気がついたのはアメリカ・この国の有識者は」

09.2.20. スポニチ 言わぬ損より言った損 G7会見醜態は二段重ね

 ちょっと日本を留守にしていて、帰宅途中に乗ったタクシーの運転手さんに「何か変わったことありました?」とまず情報収集を試みた。すると「何も変わりません。相変わらずバカやってますよ。今度は世界的な規模ですわ」と半ば投げやりなお返事。この短縮された会話で、何の話をしているのか共通に認識できるのが、悲しいかな今のニッポンのありさまなのだ。笑っちゃうくらいあきれるなんて、政界に身を置く人に言われたくないね。
 時差ボケ頭の眠気をこらえながら、半分眠っちゃってる中川昭一前財務・金融担当相の、呂律も回らなければ頭も回っていない会見の模様を何度もテレビで見た。居酒屋などでこの手のオッチャンは見慣れているが、G7後の会見場では丸ごとコント。コントとしては面白いが、見れば見るほど不思議な光景だった。不思議さは、翌朝の新聞を見てさらに膨らんだ。この無様を最初に大きく伝えたのはスポーツ紙で、一般紙は追随するかのように半日から一日後に叱責。このタイムラグは、いつもの政治のニュースとは反対だ。
 何でだろう…という疑問を持って、繰り返し流されるコントを見ていて、不思議の元がわかった。あの場にいてどうみても酔っ払いとしか見えないオッチャンが目に入らないように型どおりの質問を続ける記者たちも相当に妙なのだ。大臣の支離滅裂に変だな?と感じなかったとしたら、よっぽど鈍感だ。でも変だなと感じていながら、淡々と質問をぶっつけるってもっと変だ。毎度のことなのか「具合が悪いんですか?」と誰も心配すらせず、「大臣、飲んでるんですか?」と質しもしないのはなぜだ?あなた方は、未曾有の経済危機にくわえて政府の無策にあえぐ国民を代弁して財務・金融担当大臣に向かい合ってるのではないのか?それなら国民になりかわって、その場で「ふざけるな!」と一喝してほしい。「顔を洗って出直して来い!」と席を立ってほしかった。あの場にいた記者は、新聞の紙面を埋めるために随行したかもしれないが、読者である国民のためにマジで政府の姿勢を質すという志をもっていなかった…と思わざるを得ない。もしかして、これがスポーツ紙とのタイムラグの逆転の原因だったかも。活字だけなら隠せた全体の構図を、映像がばっちり映し出してしまった。醜態は、実は二段重ねだったわけだ。なぜかくも情けない存在になってしまったのか。報じる側も又羞恥心を持って自己検証すべき出来事なのだと思う。
 ところで、会見の無様ばかり報じられているが、G7の会議中に中川氏は、きちんと職責を果たしたのだろうか。日本として何を提案し、どのような議論がなされたのかを知っている人は極めて少ない。これもやっぱり変な話である。
 (エッセイスト 吉永みち子)
 ★ぼやき欄 三段重ね?霞が関も非協力 随行員22人で6.000万円使って?
 

 キャンプ場・昼食時の温度
 0℃・そんなに寒く感じない!

09.2.14 読売新聞 よみうり寸評

   野梅開花! やっと春近く!

 

 <侮蔑、嘲笑>は時として<怒り>よりも強い反対の意思表示になる。「怒るというよりも、笑っちゃうぐらい。ただただあきれているところだ」と小泉元首相◆その発言について報道陣に聞かれたもう1人の元首相、森喜郎は「どけ、うるさい」だった。麻生首相の郵政民営化をめぐる発言についての話だ。<てにゃわんや>―政権党のこの状況にこの言葉を思い浮かべた◆<綸言汗の如し>。首相の発言は汗と同じで元には戻せない。麻生発言は冷や汗続きにもみえ「郵政民営化見直し発言は奇人の虎の尾を踏んだ」ようだ◆小泉元首相は「(選挙を)戦おうという人に前から鉄砲を撃っている」と述べ、定額給付金にも疑問を呈した。締めは「政府で一番大事なのは信頼感」だった◆「小泉さんは戦闘モード」もう引退する人の発言で線香花火のようなもの」など見方もさまざまだが、低空飛行を続ける麻生政権は暴風雨突入の様相も見える◆同じ党の元首相が現首相をこうも強く批判したのはちょっと記憶にない。
 
★ぼやき欄 「笑ってすむの??」

09.2.14. 読売新聞 編集手帳抄

 酒も菓子も好むアマからの両刀遣いを、俗に「雨風」という。上方落語に由来する言葉らしい。きょうは普段の辛口一刀流を休み、奥様や娘さんから贈られたチョコを口に運ぶお父さんもいるだろう◆「精神の疲労は酒を求め、肉体の疲労は甘味を求める」と語ったのは作家の開高健さんである。職探しに、会社の立て直しに、精神も肉体も疲れた人が世にあふれ、「雨風」の一語がこれほど胸に響く2月14日もない◆「郵政民営化にじつは反対だった」と口を滑らせて小泉元首相に愛想づかしされた麻生首相も、雨風の吹き降る中にいる。就任当初の辛辣な野党批判の「辛さ」はともかくも、わきの「甘さ」は余計だった◆首相はもっと言葉というものを…いや、ご本人が重々承知だろうからやめておこう。読者の皆さんもロマンチックな日に無粋な繰り言は望んでおられまい◆青春の傷痕がうずく工藤直子さんの詩「痛い」をひく。<すきになるということは/心をちぎってあげるのか/だからこんなに痛いのか>。心をちぎって応援してきた麻生ファンも、この雨風は痛かろう…ああ、また言ってしまった。
 ★ぼやき欄 「市民の生活 もっと考えてぇ〜〜♪」
 

 梅開花 路地にも春の雰囲気が!

09.1.26. 下野新聞 雷鳴抄

      雪の中の白樺

 

 「米国でバラク・フセイン・オバマが20日、第44代大統領として正式就任した。この日、大統領就任式が米国会庁舎で進行された。就任式で彼は就任演説をした▼北朝鮮のオバマ新大統領就任に関する朝鮮中央通信の記事がすべてだ。就任演説の内容や論評はない。韓国の北朝鮮専門インターネット新聞「デーリーNK」が北朝鮮住民に大統領就任を電話取材した。その反応がおもしろい▼40歳代住民は「今日就任したなら、今までの大統領は誰?」「去年オバマという黒人が大統領に当選したと聞き、その時から仕事をしてると思った」と言う。別の住民も「オバマが大統領になったのは有線放送で知っている。それで今日就任式をやったなんて変だ」▼北朝鮮では最高人民会議の選挙はあるが、住民が最高権力者を直接選ぶシステムはない。彼らは「当選」「就任」の違いがよく分かっていないのだ▼3月、北朝鮮の最高人民会議の代議員選挙が行われる。選挙後、最高人民会議で金正日総書記は「国家の最高職責」である国防委員長に選出されるとみられるが、住民の自由な意志で、最高権力者が選出される日はいつくるのだろう▼北朝鮮の住民が「当選」と「就任」の違いが分かる日が一日も早く来てほしい。
 
★ぼやき欄 国が違えば??

09.1.26 スポニチ V字塔

 宇宙へ旅立った「まいど1号」をこの欄で取り上げたのは04年春のことである。それに続く「もうかりまっか2号」「ぼちぼちでんな3号」の打ち上げのころには職人の技術に投資される時代であってほしいと結んだ▲開発の中心になった東大阪市の町工場の人たちに拍手を送る。だが同じように町工場が並んでいた下町出身の私は少し悔しい。ずいぶん数は減ってしまったが東京の町工場の技術だって世界に冠たるものと信じる▲3人集まれば不景気話の花が咲く。政府が中小企業の支援のために創設した緊急保証制度への申し込みが保証枠の6兆円を超えた。20兆円の拡大枠を盛り込んだ2次補正予算案は踊る会議のお陰で成立を見ない▲年度末を控えて融資の実行と決算の時間のズレが悲劇を生む。大阪が人工衛星ならば花のお江戸は未来の融資を現在に持ち帰るタイムマシンを開発してやろう。命名は「おとつい来やがれすっとこどっこい1号」だ。(長久保 豊)
 
★ぼやき欄 踊る会議???って!!
 

    若い木にも冬支度

09.1.22 下野新聞 内閣人事局設置で対立 人事院、組織移管応じず

 冬のキャンプ場 本日は雪なしです!

 

 中央官庁の幹部人事を一元管理する「内閣人事局」設置をめぐり、甘利利明行政改革担当相と人事院の綱引きが激化してきた。人事院が企画立案部門の人事局への組織移管に徹底抗戦″の姿勢を強めているため、政府は今国会に人事局設置の関連法案を提出する方針だが、人事院のゼロ回答″が続けば、目標とする2010年4月の設置が遅れかねない情勢だ。
 人事院の谷公士総裁は21日、都内で記者団に、移管問題については甘利氏との交渉にも応じられないとの考えを強調。人事局を制度設計した政府の有識者会議の議論に触れ「人事局の機能を詰め切れていない懸念がある。組織移管に問題の中心が移り、出口も見えない不幸な事態になっている」と断じた。
 甘利氏は「人事院だけが(組織を維持して)残ると、全体の整合性が取れなくなる」として、谷氏との直談判で組織移管に応じるよう求めていく方針だ。
 
★ぼやき欄 「誰が一番偉いの〜〜?」

09.1.8. 読売新聞 編集手帳

 十全、十分と用いるように、「十」には「すべてまとまっているさま」の意味がある。漢字でも十の字は大切で、実り多き果実の「果」も十を欠けば「呆」に変わる◆「口」から出る言葉も十人が十人、心をひとつにして「叶」う。首相の口から出た言葉が叶わなくて、何としよう。定額給付金をめぐる麻生首相以下、政府・与党のまとまりのなさを見ていると、景気浮揚の果実を想像する前に呆れる心が先に立つ◆高額所得者に自発的な受給辞退を促す意向を、首相が撤回した。「さもしい」と語って、ひと月もたたない。いまは「ぜひ皆さんに使ってほしいな…」という心境だそうである◆政府・与党の中が受給派と辞退派に割れていた。野党から足並みの乱れを突かれるとみて首相が譲ったようだが、どこが頭やら、尾っぽやら分からない政権というのも困ったものである◆首相が年頭記者会見で披露した書初めに、「平成廿十一年新春」とあったことが話題になっている。辞書によれば「廿」は一文字で二十を意味し、下の「十」は余計という。「果」から抜けおちた十の字はこんな所で遊んでいたらしい。
 
★ぼやき欄 「何もかも遅い??」
 

 シジュウガラもリンゴを食べに!

09.1.6. 読売新聞 坂本総務政務官 派遣村「本当に働こうとしている人たちか」

     姫こぶしの花芽

 

 坂本哲志総務政務官(自民 衆院当選2回)は5日、総務省の仕事始め式のあいさつで、東京・日比谷公園の「年越し派遣村」について、「本当にまじめに働こうとしている人たちが集まっているのかな、という気もした」と述べた。
 坂本氏はさらに「『(厚生労働省の)講堂を開けろ』『もっといろんな人が出て来い』(と要求される)。学生紛争の時に『学内を開放しろ』『学長よ出てこい』(と学生が要求した)。そういう戦術、戦略がかいま見える気がした」
 年越し派遣村には、失業と同時に住まいをなくした派遣労働者ら約500人が集まった。坂本氏の発言には、野党などから批判がでることが予想される
 
★ぼやき欄 「現場を知らない」「これが日本の政治家・行政マン?」

 読売新聞・ゆらぐ暮らし 「派遣村」最後の一夜 ◇元派遣社員の声◇

 「弱者の気持ちが分からない行政に望むことはない。自分で行動して解決するしかない」(愛知 30歳)
 「12月27日まで自動車製造工場に勤務。寮も退去させられた。自力で仕事を見つけるのは難しく、中ぶらりんの状態だ。企業は最低限の契約を守ってほしい。」(愛知 42歳)
 「11月まで自動車工場でエンジン機械加工を担当。求人紙などを見て面接に行ったが、1件は年齢で断られ、もう1件は連絡すらない。もう涙は出尽くした」(栃木 47歳)
 「11月末までプリンター製造工場に勤務。料金滞納で携帯電話も止められた。自分の年を考えると、無職となったことは会社や社会のせいばかりとは言えない」(埼玉 39歳)
 「12月20日までテレビ製造工場に勤務。ネットカフェや公園で寝泊まりしていた。福祉関係の仕事に就きたい。行政には、資格取得の支援をしてほしい。」(三重 29歳)
 「12月27日まで工場でフォークリフトを運転。寮付きの仕事は契約を切られると、住まいも失うので嫌だ。労働者を簡単に切ることが出来ない法律を作ってほしい。」(滋賀 54歳)
 「12月末まで自動車製造工場に勤務。都内のネットカフェで過ごしているうちに、所持金が底をついた。派遣会社から次の仕事も来ない。生活保護を受けたい。」(神奈川 26歳)
 
★ぼやき欄 「情けない政治・行政?」
 

     門松 正月らしく!

 
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